【比較】エックスサーバーとワードプレス専用サーバー【wpXSpeed】
エックスサーバーが運営しているレンタルサーバーには、【エックスサーバー】とワードプレス専用の【wpX Speed】の二つがあります。
- エックスサーバー: ワードプレスだけでなく、従来のhtmlファイルや画像ファイルをパソコンからアップロードして使うこともできます。
- wpX Speed: 完全にワードプレス専用に特化された、クラウド型の高速レンタルサーバーです。
両方とも同じ会社が運営していますが、現代はワードプレスの時代なので、専用のwpX Speedの方が良いのかどうか、迷う方もおられるかもしれません。
この二つのレンタルサーバーを比較検討して、特徴とどちらがおすすめなのかを、分かりやすくまとめてみたいと思います。
エックスサーバーは何故人気No.1なのか?安定性・高速表示を徹底研究
レンタルサーバーを選ぶ時、コンピューターにあまり詳しくない人はどこのサーバーが良いのか迷われる方も多いと思います。
そして実際にレンタルサーバーの情報を検索していると、「エックスサーバーが良い」という記事をご覧になる機会も多いかもしれません。
私自身も会社のメインのホームページで、実際にエックスサーバーを長年利用してきて、本当に良かったと思っている一人です。
この記事ではXserverの特長や料金体系などの情報を紹介しますので、レンタルサーバーを選ぶ際の参考にしてみてください。
高速性・機能性・安定性を兼ね備えたハイスペック・サーバー
レンタルサーバーを探している多くの方が選択しているエックスサーバーには、魅力的な特長がたくさんあります。
そしてサーバー選びに迷ったら「とりあえずエックスサーバーを選んでおけば、まず間違いない」と自信を持って言えます。
余裕の大容量サーバー
Xserverには、以下のような料金プランがあります。
- X10
- X20
- X30
最もスタンダードな料金プランとなるX10でも、充実の200GBの容量であるため、大きなサイトを作る計画の方でも十分対応可能です。
X20プランでは300GB、X30では400GBの容量が確保されているので、相当数のサイトを同時に運用することができるでしょう。
サクサク動くハイスペックサーバー
最新のCPU・大容量メモリ・オールSSDを採用し、「FastCGI」「HTTP/3」等の高速化技術も充実していますので、サイトを表示するスピードが段違いに早くなっています。
もちろんワードプレス「WordPress」も高速化できます。
さらに高速CPU【AMD EPYC(Rome世代)】の導入や「オールNVMe」』、搭載メモリの倍増などで「国内最速レベル」の高性能レンタルサーバー環境と言えます。
サイト評価とサイト表示にかかる時間には密接な関係があるので、サイト運営を考えた場合、サクサク動く環境は必須と言えるでしょう。
自動バックアップ機能付き
初めてサイトを作る時には、なんらかの間違いでメールデータやサイトを削除してしまう事もあるかもしれません。
エックスサーバーであれば、自動バックアップ機能が付いていますので、WebやメールデータとMySQLデータベースでは、二週間データが自動保存されているため復旧が可能です。
しかし実際に一部のデータを復旧する時には手数料がかかりますので、ご注意ください。
- サーバー領域データ:指定の日のWeb・メールデータ(5,000円税抜き)
- MySQLデータベース:指定の日の特定のデータベース(無料)
負荷に強い
サイトが成長し多くのアクセスを得られるようになると、アクセス過多のためサイトに大きな負荷がかかり、サーバーがダウンすることもあります。
しかしエックスサーバーは、大量アクセスに強い「nginx」採用しているため、負荷耐性が非常に優れているので、急激なアクセス集中があっても安定したサイト表示ができます。
稼働率の高さが際立っている
稼働率とは、レンタルサーバーがダウンする頻度を知る上で非常に重要な数字です。
稼働率が低い場合、火災など何らかの理由でサーバーが頻繁にダウンしていることを示しています。
エックスサーバーの稼働率は99.9%とほぼダウンすることもなく、安定したサイト表示ができるため、優れたレンタルサーバーであると言えるでしょう。
レンタルサーバーの料金体系はどうなっているのか?
Xserverを利用する場合、まず契約時に初期費用として3,000円(税抜き)が必要です。
初期費用に加えて、契約プランと契約期間に応じて以下のように月額料金がかかります。
X10料金プラン
X10プランは、エックスサーバーの中で最もスタンダードなプランになります。
(3ヵ月、6ヵ月契約などは、現実的ではないので外しています。通常は1年単位での契約にすると思いますので)
- 12ヶ月:月額1,000円
- 24ヶ月:月額950円
- 36ヶ月:月額900円
料金的にも、かなりお得なプランになりますが、容量は200GBと十分すぎる量です。 私の会社もX10を利用しています
。一時的に無料ドメインがもらえるキャンペーンがあったため、X20にアップグレードしたことがあるのですが、容量的に余ってしまっていたので、結果X10プランにダウングレードしました。
よって、余程の事がない限り、選ぶプランはX10で十分かとは思います。
X20料金プラン
X20プランは、今後多くのサイトを計画しているという方におすすめのプランです。
- 12ヶ月:月額2,000円
- 24ヶ月:月額1,900円
- 36ヶ月:月額1,800円
複数サイトを運用していく場合でもX20プランであれば、容量が300GBなので安心できるでしょう。
X30料金プラン
X30プランは、画像や動画を多くアップするような、業務用サイトを運営するような方におすすめです。
- 12ヶ月:月額4,000円
- 24ヶ月:月額3,800円
- 36ヶ月:月額3,600円
上記のように契約期間が長くなると、月額料金が安くなるという特長があります。
初期契約をする場合、初期費用と契約期間分の支払いをする事になります。
初めてレンタルサーバーを利用する方は、月額料金や容量の面でX10プランがおすすめです。
逆に言うと、マルチドメインで50サイト以上運営しているとか、日本を代表する大企業のホームページでもない限り、X10で十分です。
使い勝手が良いので初心者にもおすすめ
エックスサーバーは、ワードプレス簡単自動インストールに対応しているので、初心者でも簡単にワードプレスによるサイト構築が可能です。
(ワードプレスのワンタッチ・インストールは、現在ではどこのサーバーでも当たり前のようにやっていますので、この辺は大した特徴とは言えません。
むしろこのようなプログラムがなければ、問題外と言えます) さらに24時間365日サポートが保証されているので、サイト運営について疑問や質問がある場合、いつでも相談できます。
問題にぶつかった時に、こうしたサービスがないと1人で悩むことになり、多くの時間が失われてしまうため、非常に貴重なサービスと言えるでしょう。
エックスサーバーのまとめ
エックスサーバーは、X10プランであれば1年契約の場合は月額1,000円(税抜)で利用でき、さらに容量も200GBと十分すぎる量になっています。
コントロールパネルも使いやすく、サイト表示スピードやサーバーの安定性も非常に優れているため、迷った場合でもエックスサーバーを選んでおけば、ほぼ間違いはないでしょう。
エックスサーバーの申し込み方法
- 3年契約の場合、月額900円(税抜)から。大容量200GBからの高コストパフォーマンス
- 安定のサーバー稼働率99.99%以上
- マルチドメイン・メールアドレス無制限!
- FastCGIに対応!PHP高速化や負荷軽減を図ることが可能!
- 幅広いバージョンのPHPやSSHに対応!
- 独自SSLを無料で利用可能!
最後にプラスして言えること
レンタルサーバーを利用するにあたって一番重要なこと、それは会社の信頼性です。
どんなに優れた特徴をホームページで宣伝していたとしても、大事なホームページを任せられるかどうかは、長年の実績や今後の成長度も大切な要因となってきます。
その点、Xserverは16年以上の実績があり、180万件以上のサイトを運用してきた、日本でもトップレベルのレンタルサーバーですので、最も安心して利用できるレンタルサーバーなのです。
有料独自SSLから無料SSLへの変更方法
「当初、信頼性を考えて有料の独自SSLを申込みしたが、やはり無料のSSLでもいいかな」と思うタイミングがあるかもしれません。
業界全体の流れとして、余程の大企業でない限り無料の独自SSLで十分で、無料SSLを付けるのが当たり前という傾向にあります。
有料から無料SSLへの変更方法とやり方は別の記事で紹介しています。
wpX Speedはワードプレスに特化したクラウド型高速サーバー
wpX Speedレンタルサーバーは、業界ナンバーワンと呼び声の高い「エックスサーバー株式会社」が、Wordpress専用に提供している最速のクラウド型レンタルサーバーです。
すでにエックスサーバーの評判は、レンタルサーバーの中では随一であるため、wpX Speedも同じように良い評判が多いです。
wpX peedの特長や料金体系などの詳細について解説しています。
wpX SpeedはWordpress特化した国内最速サーバー
wpX Speedは、すでに多くのアフィリエイターも選んでいる優良なレンタルサーバーですが、特長をいくつか紹介します。
- Wordpressに特化したSSDクラウドサーバー
- 高速表示は国内最速
- 不正アクセスによる攻撃からWebサイトを保護
- 負荷検知機能により、急なアクセス増にも自動で対応
- WordPressとデータベースの自動バックアップで安心
wpX Speedには、ブログ運営のための上記のような特長が揃っています。
Wordpress運用に向いている
エックスサーバーが、Wordpress専用に最適化して提供しているのがwpX Speedであるため、ワードプレスの利用が非常に簡単であるという特長があります。
Wordpressのインストールも自動でワンタッチでできるのはもちろん、さらに「WordPress簡単移行」機能によって、必要事項を記入するだけで、他社レンタルサーバーで運用中のWordPressが自動的に移行されますので、サーバー移転も楽々です。
サイトの高速表示が可能
エックスサーバーの特長である、サイトの表示が非常に早いというメリットがwpX Speedにも見られます。
wpX Speedは、次世代の接続インターフェースである「NVMe(エヌブイエムイー)」を採用し、ホームページをキャッシュなしで10倍以上高速化する専用の高速・安定化機能の対応など、多くの最新技術を導入しています。
この結果、従来のSATAピュアSSD環境に比べて、読み込み速度が16倍以上向上しています。
セキュリティ機能が充実している
不正アクセスによる攻撃からホームページを保護するために、WAF(Webアプリケーション・ファイアウォール)設定機能を無料で利用可能です。
これにより個人情報漏えい、Webサイト改ざん、メールの不正送信など様々なリスクへの対策を手助けします。
急なアクセス増にも心配不要
一定の負荷検知でプラン変更する「オートスケール」機能により、アクセスが急激に増加してもリソースが多いプランに自動で変更するため動作・表示が安定します。
一般的な共用サーバーの場合は、他のユーザーの使用状況によってアクセスがしづらくなることがよくあります。
しかし、wpX SpeedではアカウントごとにCPUやメモリなどのサーバーリソースが確保される仕組みのため、高速性を保てる環境設計となっています。
無料の自動バックアップを行える
サーバーデータを毎日自動で保存し、7日間データを保持する「自動バックアップ」が付いていますので、万が一の時にも安心です。 サーバーデータとデータベースの復元は無料ですが、メールのデータ復元には下記の手数料が必要となります。 ※指定の日のメールデータの復元には、1日分、1回ごとに5,000円(税抜)
wpX Speedの料金体系はどうなっている?
wpX Speedの料金設定は、通常と違い、特殊な料金体系となっています。
下記の表のとおり、毎時いくら、という形になっております。
しかし月額上限がありますので、結局はここで判断することになるかと思います。
通常使用でしたら、W1プランの200GBでよろしいかと思います。
料金も月額が1200円ですので、エックスサーバーのX10に相当するプランと言えます。
X10は1年契約ですと月額1000円ですので、X10にプラスして更に高速なサーバーを利用するために僅かに高い、というイメージでしょうか。
機能 | W1 | W2 | W3 |
コア数 | 2コア | 3コア | 4コア |
メモリ | 2GB | 4GB | 8GB |
利用料金 | 2円/時 月額上限 1,200円/月 (税抜) | 4円/時 月額上限 2,400円/月 (税抜) | 8円/時 月額上限 4,800円/月 (税抜) |
ディスクスペース(SSD) | 200GB | 300GB | 400GB |
全てのプランに共通する機能として、下記のものがあります。
利用者の正直な感想とは?
これまでにwpXレンタルサーバーを利用している方の正直な感想や口コミについて紹介しますので、レンタルサーバー選びの参考にしてください。
エックスサーバーとwpX Speedの比較まとめ
簡単に結論付けると、
- 小規模~中規模の事業者ホームページ、一般のブロガー、趣味のサイト等の場合は、エックスサーバーでよろしいかと思います。プランはX10がベスト。
- 大規模事業者、本格派のブロガーやアフィリエイターには、wpX Speedの国内最速の表示速度が、大きな武器になるかと思います。
要するに、エックスサーバーは既に最強ですが、wpX Speedはさらに完璧な最強レンタルサーバーと言えます。