セブ島アイランドホッピング・ツアーの実体験と現状を本音でリポート

セブ島アイランドホッピング 海外旅行記

セブ島観光ではほとんどの人が体験するマリンアクティビティ。その中でも最も手軽で人気の一つがアイランドホッピングです。

他にもモアルボアルでのウミガメ見物やイワシトルネードとの遭遇、オスロブでのジンベイザメと泳ぐツアーなどがありますが、この二つは早朝2~5時の早い出発が多いため、相当な体力を使います。

なんせ片道だけで4~5時間も荒いフィリピンドライバーの運転でクタクタになった挙句、現地近くでは悪路の攻撃が待っています。ホテルに戻る頃には誰もがぐったりとしてしまうでしょう。

そういう意味ではアイランドホッピングは朝7時くらいの出発のため、お子様や熟年の方でも気軽に参加できることろが人気の秘密です。

朝7時お迎えのKKdayツアーに参加

多くの方は日本人が経営する会社のツアーに申込しますが、私はやりませんでした。

日本人経営のツアー会社がダメな理由
  • 一人参加ができない
    一人旅の場合は、これが許されないと行動範囲が狭まります。多くの日本人経営のエージェントは一人参加ができないか、できても倍の金額を請求されるケースもあります。
    最低催行人数が二人以上なら、3人以降なら1グループからの参加が一人でも二人でも関係ないはずです。全くもって理不尽の金儲け主義と言わざるを得ません。
  • マクタン島しか送り迎えしない
    セブシティやマンダウエには送り迎えしないか、しても追加料金を取ります。サービス精神の欠如と言わざるを得ません。
  • 連絡が遅すぎる
    多くの観光客が利用するCSPトラベルという会社がありますが、ここに問い合わせても2日間返事が来ませんでした。いくら繁忙期だからといっても言い訳になりません。
  • 日本語話すが実はフィリピン人
    「日本語ガイドが案内します!」とうたっていますが、実際には日本語をしゃべるフィリピン人です。別に問題はありませんが、他のツアーでも日本語をある程度話すガイドがいるので、全く差別化になっていません。むしろ「日本人ガイド」と混同させる書き方が好きではありません。
KKdayに決めた理由
  • 一人参加可。多くの旅行者が一人で利用。
  • ネットで即予約完結のため、前日でもOK。
    日本人経営の会社のように、Lineでやり取りしてからの長い手続きは不要。
  • 基本は英語ツアーだが、たまに日本語話す人もいる。しかし、そもそも外国に来ているわけで、少しは外国語文化に触れた方が面白いのでは?と思います。また英語といっても簡単な英語で分かるし、メインはアクティビティのため日本語なくても全く問題ない。
  • セブシティ・マンダウエ、両方への無料送迎あり。
  • 日本人経営の会社より安い。
    今回は多くの日系ツアーが9,000円以上だったが、KKdayは7,646円で済んだ。さらに日系の場合、1ペソ2円で計算し、3,500ペソの金額を7,000円とかで表記して騙しているので注意。実際は現時点で2.7円なので9,450円である。本当に騙しのHPばかりなので要注意!

アイランドホッピングを開始

マクタン島 アイランドホッピング/日帰り観光ツアー(フィリピン セブ・1日ツアー)

私が申し込んだのはこれです。一人参加でも料金は変わりません。当たり前ですよ。

カオハガン島&ナルスアン島をめぐり、海洋保護区(マリンサンクチュアリ)でのシュノーケリング体験ができるプランです。

私のホテルはマンダウエにあり、前日申込からすぐに連絡が入り、7時~7時半の間に迎えにくるとのことでした。実際には5分遅れての到着。そこからさらにマクタン島で2グループを拾い、合計10人でのツアーとなりました。

KKdayで申し込むと外国人も多く申し込むため日本人の割合が少なくなる場合も多いのですが、今回は日本人観光客の繁忙期とのことでオール日本人です。そのうち私と同じ一人参加は二人。あとは社会人二人組が2グループと、卒業旅行の二人組学生が2グループという構成でした。

しかし、本当にフィリピン人ドライバーの運転はすごいですね笑
ガンガンの追い越しとクラクション、笑いが出てしまうほどです。フィリピン人ドライバーは日系会社でも同じなので、全員が体験する最初のアトラクションとなります笑

私がマンダウエで乗り込んでから、約1時間ちょっとかかって船乗り場に到着しました。以前にモアルボアルへのツアーに参加したことがありますが、これが4時間以上、往復で8時間以上かかるのですから、セブ島でのオプショナルツアーはハードと言えますね。

海洋保護区からナルスアン島へ

海洋保護区(マリンサンクチュアリ)でのシュノーケリングからスタート。

上記画像のように綺麗な海です。浅瀬でボート周辺での遊泳となります。お魚はいっぱい泳いでいましたが、海上のためボートから離れられないところがマイナスか。

ナルスアン島と言えば「島よりも長い桟橋」が売りですが、実際には期待できないどころが詐欺的状況になっていました。

上の画像のように、一応桟橋は残っていますが、立ち入り禁止です。これは柵の手前からの写真になります。そして、横には新しくコンクリートで造られた広めの橋ができており、観光客はここを渡ります。

つまりいまだに桟橋のみの画像で宣伝しているブログやツアー会社は詐欺と言えるでしょう。あの趣のある桟橋のみの画像で観光客を呼び込もうとする作戦は卑怯でしかありません。上の画像が現状ですので注意しましょう。

ちなみに時期によるのかもしれませんが、クラゲがたくさんして、他の日本人団体客が刺されまくっていました。我々はナルスアン島上陸では泳ぎませんでした。

追加のオプション料金には注意

海で泳いでいると「ビール?マンゴージュース?」とボートのスタッフから声がかかります。全員が答えると最後に200ペソと言われました。無料のように見せかけて注文するとお金を取る、という観光地特有の詐欺的行為がありますので、不要な方はハッキリ断りましょう。私たちのグループも半分は断りました。そもそもスーパーで20ペソで買えるマンゴージュースなので、200ペソはぼったくり過ぎです。

さらに海上での料理の際、「貝?ウニ?」と始まります。これは島に着いてからバーベキューしますと。しかしジュースの件があったため質問すると、1個150ペソだと。「出たよ、またこれかよ」私はこういう手口が嫌いなため断りました。

何人かは「ウニ150ペソは安い」とオーダーしましたが、クリーム状になっていて、ウニのあの身は見当たりません。しかも海水の味しかしなくまずかったそうです。

食事時の飲み物と追加の食べ物は断るのが一番です。買ってしまうと、さらに調子に乗って多くの日本人が狙われる結果となるのでやめさせたいですね。

最後カオハガン島に上陸

最後はカオハガン島に上陸します。ここではシュノーケリングをやってもいいですし、島でくつろぐこともできます。

ここは離島というより、離島ですが単なる小島です。かわいいインスタ映えするオブジェもありますが、ホワイトサンドとか言っていますが、ごく普通ですので、ツアー会社や旅行ブログはあまり当てにしない方ががっかりすることがなくなると思います。

景色は綺麗です。ハワイと同レベルくらいかと。個人的にはグアムや沖縄の方が上だと思います。(個人的感想、せっかくセブ島まで来たのに、それを言ってしまえばおしまい笑)

あまりにも小さい島なので、時間潰すのが大変なくらいです。男女で行ってイチャイチャしないのであれば30分で飽きると思います。

また団体で行く方に注意。ギター隊と歌で盛り上げてくれる現地人が勝手に来て演奏します。しばらく経つと「お金入れろ」と言わんばかりに帽子を裏返して、ここに入れるように回ってきます笑。

まあこれも観光地にはよくあることなので、スルーしましょう。

まとめ

セブ島に来たら是非ビーチには行くべきだとは思います。そうでなければ南国リゾートに来る意味すらありません。離島ツアーやアイランドホッピングも一日は参加してもいいでしょう。

しかしおそらく一回やれば、リピートはしなくなるかもしれません。それよりもマクタン島ビーチリゾートホテルのプライベートビーチの方がお洒落でゴージャスで綺麗で安全です。

またはマクタンニュータウンと徒歩圏にある格安のマクタンニュータウンビーチでいいかもしれません。

ここは格安で入場できて、しかもカオハガン島やナルスアン島よりも綺麗で過ごしやすいです。プライベートビーチがないホテルに滞在される方は、マクタンニュータウンビーチをおすすめします。

離島の小島という辺鄙で何も美味しいところがない場所に行って疲れるくらいなら、ラグジュアリーなマクタンニュータウンビーチで遊んだ後、マクタンニュータウンという最新スポットで何か食べた方が安くて安全で美味しいと思います。しかもマクタンニュータウンはセブシティやマンダウエからも近いので疲れません。

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