セブ島での地元民の生活の足と言えば「ジプニー(Jeepney)」。
あのテレビの現地リポで見かける、窓のない、人でぎゅうぎゅうのアレです。
どう見ても観光客が乗れるレベルのものには見えません。しかも常夏の暑いセブ島ですし、衛生的にも日本人が乗れるものとは思えません。
しかし今は旧式ジプニーの他に「ニュージプニー(New Jeepney/Modern Jeepney)という新型があり、これならルートや場所限定で観光客にもチャンレンジできると思います。
今回は実際に私が一人で乗ったニュージプニー体験談を書いてみたいと思います。
先生から教わったニュージプニー
今回セブ島留学でマンダウエの学校に通っていましたが、授業のフリートークで「週末に何するの?」と聞かれたので「マクタンニュータウンに行く」と答えました。
その時はGrabで行くしか方法がないと思っていましたが、先生がマクタン島に住んでおり、ニュージプニー(New Jeepney/Modern Jeepney)で通勤していることを知ったのです。
それで「ジプニーは危ない」という私の声に、「ニュージプニーは新しいタイプなので大丈夫。もし危なかったら私は既に死んでいる」というのです。
- マクタン島のニュージプニーは安全である
- ジプニーというより、形はバスである(ミニバス)
- 運賃が安い
- 冷房完備
- テレビも付いている(私が乗った時はテレビの画面はなく、ずっと英語のラジオが流れていいました
話を実際に聞いてみると、確かに安全そうです。大型バスには既に2回チャンレンジしており安全性と治安の良さは確認していたので、思い切ってニュージプニーにチャレンジしてみました。
パークモールからマクタンニュータウンへ

▲この画像を見れば、旧型ジプニーとニュージプニー(New Jeepney/Modern Jeepney)の差が歴然で、これならOKだと分かるでしょう。
本当にジプニーというよりも「ミニバス」なのです。
現時点では私が滞在しているマンダウエからマクタンニュータウンへ行ける交通手段がありません。よってほとんどの人はタクシーかgrabを利用することになっていました。
しかしgrabだと400ペソ以上、だいたい500ペソくらいかかります。500ペソですと日本円で約1,350円くらいします。しかしニュージプニーですと僅かに37ペソ(約100円)で行けるのです。これで安全なら異文化体験も含めて利用しない手はありません。
パークモールにジプニー&バス乗り場がありますので、そこからマクタンニュータウン行のニュージプニーに乗り込みました。
ジプニーのぎゅうぎゅう満員を体験

私がニュージプニーに乗り込んだ時、既に満席でした。しかし奥の方に30cmくらいの隙間を見つけたのでそこに行くと、ちゃんと避けてくれて無事に座れました。
これで完全に満席でしたが、さらに係員(車掌)が5人くらい連れてきて、無理やり詰めさせられてぎゅうぎゅう状態に。こうして強引に乗せて、あのぎゅうぎゅう状態が作られることを知りました笑
電車と違って、前の席までも近く、ほぼ全員が密着状態です。まじ笑えます。
しかし全く危険な空気はなく、これがフィリピンの人たちの日常であり、当たり前の交通事情なのです。

運転手の他にもう一人車掌さんがいて、しばらく走るとお金を集めにきます。上記のような紙に穴を開け、控えをくれます。先生からあらかじめ37ペソであることを聞いていたので、現金でピッタリ用意しておきました。
行きは、マクタン島へ渡る橋の手前と、マクタンニュータウン近辺の渋滞で、合計50分くらいかかりました。まあ普通に行っても30分以上、だいたいは40分くらいはかかりますので、よしとしましょう。
無事にModern Jeepneyはマクタンニュータウンに到着

無事に到着です。子供もいましたし、女子学生も一人で乗っていますので全く治安的には問題ありませんでした。

マクタンニュータウンの入口の横に、上記のようなバスターミナルがあり、帰りもここから乗車します。

マクタンニュータウンの入口です。ここにはたくさんの英語学校が入っており、日本だけでなく中国や韓国からの学生も大勢います。

マクタンニュータウンの前の道はこんな感じでローカル感満載です。結構な交通量にも関わらず信号がないので、道を渡るのが大変です。向かい側にはLGガーデンウォーク(LG garden walk MACTAN)という小さめのショッピングモールがあります。
帰りはローカル感満載の道

帰り便では一番前の席に乗せてもらいました。
行きは比較的広めの王道ルートを通っていましたが、帰りは超ローカルな道を走ったので、ものすごいリアルなフィリピン人の生活を垣間見ることができました。これは普通にgrabやタクシーを使っては見れない光景でしたのでとても良かったです。
料金は帰りも37ペソでした。距離によって決まっているようですね。
本当はマクタンニュータウンビーチで泳ぐのが目的でしたが、土日だからか食べ物とのパッケージチケットしかなく、さらに天候も悪くて風が強いだけでなく太陽も見えない曇り空でしたので、何もせずに帰りました。どこかのブログでは土日でも200ペソで入れるようなことが書かれていたのですが、そんなことはありません。だいぶ古い記事だったのかもしれません。1300ペソくらいしたと思います。
ベルモントホテルとサボイホテルの宿泊者は無料でマクタンニュータウンビーチに入場できます。さらにQQ Englishの生徒も無料で入れます。昨年は私もQQ Englishに通っていましたので、ビーチで無料で泳ぐことが出来ました。

▲昨年撮った写真です。マクタンニュータウンビーチは綺麗で、ビーチ以外の場所もインスタ映えスポットが満載でおすすめです。
New Jeepney/Modern Jeepneyまとめ
市民の足として日常的に使われているので、ほぼ安全です。しかし女子一人の場合は外国人ということもあり、ちょっと躊躇してしまうかもしれませんね。
でも本当に現地の女子学生は一人で乗っているので、セブ島にたくさんいる、リゾート気分の超ミニスカートの日本人のような恰好をしない限りは問題ないと思います。
かなりのローカル感が味わえますので、一度は経験してみるのもいいかもしれませんね。