総合馬術競技ってどんな競技?採点方法やルールをまとめました【オリンピック種目】

スポーツの中には、動物との協力が不可欠なものもありますが、その代表的な動物が”馬”になります。
馬と供に行う競技の中で、総合馬術競技はオリンピック競技にも含まれているものです。

1928年に開かれたアムステルダムオリンピックの総合馬術競技に日本人も参加しているほど、日本でも歴史のあるスポーツとして知られています。

総合馬術競技の歴史

人馬が一体となって参加する総合馬術競技についてご紹介していきます。

オリンピックで馬術が種目として初めて採用されたのは、1900年の第2回フランス・パリ大会からですが、当時は障害馬術のみ開催されていました。
総合馬術競技が競技に加わったのは、1912年に開催された第5回ストックホルム大会です。

馬術がオリンピック競技として認められるようになってから、実に100年が経過している歴史のある競技と言えます。

馬術競技の圧倒的な大国と言われているのがドイツであり、それに続いてオランダやイギリスといったヨーロッパの国々が伝統的に強いと言われています
このヨーロッパ勢に加えて、近年ではオセアニア地区のオーストラリアやニュージーランドのレベルも上がってきました。

総合馬術競技とはどのようなスポーツ?

馬術には、以下の3つの競技があります。

  1. 馬場馬術競技
  2. クロスカントリー
  3. 障害飛越競技

この3種目を3日間で順番に全て行なうのが総合馬術競技であり、馬術のトライアスロンと呼ばれるほど人馬にとって過酷な競技です。

馬場馬術競技

大会1日目に行われるのが馬場馬術競技と呼ばれ、おおよそ60m×20mの長方形屋内会場にて、馬が人の指示にきちんと従うのかチェックされます。

ポイントになるのは、馬が優雅に動いているのかという点だけではなく、続くクロスカントリーに進めるだけのレベルにあるのかという点です。
つまり馬の調教具合が試されるわけです。

クロスカントリー

馬場馬術を通過した人馬は、2日目にクロスカントリーを行います。

クロスカントリーは野外で行われ、コースは全長6kmもあり、全体に40から45個ほどの障害物が設置されています。
クロスカントリーで重要になるのは、馬が障害物の前で停止したり、避けてしまったりしないようにしながら障害をクリアしていくことです。

しかしただ障害をクリアすれば良いというわけではなく、コースに出ている時は分速435から570mのスピードを維持することが要求されています。
要求される分速は、レースに参加する選手と馬のレベルによって定められています。

人と馬の間に強い信頼関係があり、さらに勇気が必要とされる難しい競技です。

障害飛越競技

第3日目には障害飛越競技が行われます。

クロスカントリーにも障害物が設置されているため、障害飛越競技との違いが分からないという方もおられるようです。

障害飛越競技はクロスカントリーとは異なり、全長500mから700mほどの短いコースを利用し、障害物の飛び越えとタイムを競います。
コースに設置される障害物の種類などは、クロスカントリーと大きく異なることはありません。

しかし馬は第2日目にクロスカントリーを行ない疲れている状態であるため、障害飛越競技では強靭なスタミナが問われることになります。
馬のスタミナというクロスカントリーとは異なる視点で障害飛越競技を見ると、非常に興味深いと言えます。

試合の採点方法やルールは?

総合馬術競技の採点方法は以下のようになっています。

馬場馬術競技

馬場馬術競技では、リズム・柔軟性・馬の従順性などの10項目で、減点方式によって採点されていきます。

スタート時は100点あり、各項目でミスがある度に減点されていきます。
減点される点数は各審判員の平均です。

クロスカントリー

クロスカントリーでも減点方式で審査されていきます。

  • 障害物の拒否や逃避、巻乗り:減点20
  • 同じ障害物で2回目の拒否や逃避や巻乗り:減点40
  • 同じ障害物で3回目の拒否や逃避や巻乗り:失権
  • 人馬が転倒:失権
  • 落馬:失権
  • 時間超過:毎秒0.4点
  • 規定時間の2倍以内にゴールできない:失権

規定されている時間内でしっかりとゴールしなければならない過酷なレースになります。

障害飛越競技

障害飛越競技もクロスカントリーと同じように減点方式で採点されていきます。

  • 落馬:失権
  • 人馬転倒:失権
  • 時間超過:毎秒1点減点
  • 落下:減点4
  • 障害物の拒否や逃避、巻乗り:減点4
  • 障害物への2回目の拒否や逃避や巻乗り:失権
  • 1回目の不従順:減点4
  • 2回目の不従順:失権

馬の疲労が溜まっている障害飛越競技では、クロスカントリーよりも馬のスタミナが求められ、人と馬の協力が試されるようになります。

大きな馬術大会にはどのようなものがあるのか?

総合馬術競技はどのような大会で開催されているのでしょうか?
大きな大会順に並べていきます。

  1. オリンピック
  2. アジア競技大会
  3. 世界馬術選手権(WEG):9月に開催
  4. 国体

このような大会が総合馬術競技では有名なものになります。

総合馬術のまとめ

総合馬術競技は、3つの種目を3日間で行うという、人と馬にとって非常に過酷なスポーツです。

2日目には出来ていたことが、疲れが溜まった3日目の障害飛越競技ではできなくなるというコンビも出てきます。

スピードを保ちながら華麗さや正確性まで問われるため、普段のトレーニングの時から人馬が深く信頼し合っているのかが重要なポイントになります。
競技に参加する選手は、乗馬服や燕尾服を着用し、さらにシルクハットを被って競技をするため、非常に優雅な雰囲気があるのも見どころの1つです。



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