陸上七種競技と十種競技とは?選手にはどんな能力が求められるのか

陸上には短距離走や長距離走、投てき(投擲)競技等の様々な種目がありますが、七種競技と十種競技についてご存じでしょうか?

幅広い種目からなる混成種目で、陸上における総合的な競技です。

この記事ではそれぞれの種目解説を行い、選手にどのような能力が求められるのか見ていきます。

陸上七種競技とは

七種競技は2日間で陸上七種目を行う競技で、英語名でヘプタスロンと呼ばれます。
高校生以上の女子によって行われ、走力、跳躍力、投てき力の総合力を競います。

紀元前にギリシャで行われていた古代オリンピックの五種競技に起源を持つ、伝統ある競技です。

1984年のロサンゼルス五輪から、五種競技に2種目を加えた七種競技となりました。

陸上で最も過酷な競技とも言われており、優勝者はクイーンオブアスリートと呼ばれます。

七種目の競技内容

七種競技は1日目から順番に、以下の種目が行われます。

  1. 100メートルハードル
  2. 走り高跳び
  3. 砲丸投げ
  4. 200メートル走
  5. 走り幅跳び
  6. 円盤投げ
  7. 800メートル走

1日目の開催競技は100メートルハードルから200メートル走までの4種目、2日目が残りの3種目です。

短距離から中距離の種目と、跳躍、投てき競技がバランス良くミックスされています。

採点方法

各種目の記録は、タイムや飛距離等に応じた所定の計算式により得点化され、全種目の合計得点を競います。

2日間で全ての種目を行う必要があるため、1種目でも行わなかった場合は棄権となり、以降の種目に進めません。
失格や途中棄権、記録なしの場合は、引き続きそれ以降の競技に参加可能です。

また、基本的には各種目のルール通りですが、投てき等の試技は3回までの最高記録が採用され、元の競技の試技回数とは異なります。

陸上七種競技に求められる能力

100メートルハードルと200メートル走では短距離走の能力と、素早くハードルを越える技術が必要です。
一方、800メートル走では走力に加え中距離の持久力が求められます。

走り幅跳びと走り高跳びではそれぞれ別方向への跳躍能力、技術が要り、円盤投げと砲丸投げの投てき技術も両者で異なります。

単純な走力、跳躍力、投てき力だけでなく、各種目ごとに求められる独自の技術に対応できるかがポイントです。

また、2日間で七種目を戦い抜く強靭なメンタルと体力を持っているかも重要です。

陸上十種競技とは

十種競技は2日間陸上十種目を行う競技で、英語名はデカスロンです。
主に高校生以上の男子によって行われます。

オリンピックへの正式採用は七種競技よりも早く、1904年のセントルイス五輪から行われています。
七種競技と同じく過酷な競技と言われ、優勝者はキングオブアスリートと呼ばれます。

十種目の競技内容

十種競技では1日目から順番に、以下の種目が行われます。

  1. 100メートル走
  2. 走り幅跳び
  3. 砲丸投げ
  4. 走り高跳び
  5. 400メートル走
  6. 110メートルハードル
  7. 円盤投げ
  8. 棒高跳び
  9. やり投げ
  10. 1500メートル走

1日目に100メートル走から400メートル走の5種目、2日目に残り5種目を行います。

七種競技と同様、走る、跳ぶ、投げる競技がバランスよく分かれています。
また、採点方法や棄権に関してのルールは七種競技と同じです。

陸上十種競技に求められる能力

七種競技と同じく、身体的な総合力だけにとどまらない、各種競技ごとの特性に対応できる力が必要です。
また、1500メートル走が加わったことで、より中距離的な能力が求められることも特徴です。

さらに、七種競技と同じ2日間で3種目多くこなすため、心身の負担もその分大きく、一層の精神力と体力が求められます。
競技後のクールダウンや適切な休憩を管理できる力も大切です。

七種競技と十種競技のメジャーな世界大会

七種競技と十種競技が採用されている世界大会をご紹介します。

世界陸上競技選手権大会

世界陸上競技選手権大会は、陸上競技における世界最高峰の大会です。

1983年にヘルシンキで第1回大会が行われ、2年ごとの奇数年夏季に開催されています。
七種競技、十種競技はともに第1回大会からの競技種目です。

予選や準決勝の概念はなく、マラソンと同じく、エントリーした選手全員が同時に競い合います。

オリンピック七種競技、十種競技

七種競技と十種競技は、古代オリンピックの頃より五種競技として行われてきた伝統があります。

正式競技としての採用は十種競技のほうが先で、現在はどちらも毎回採用されています。

世界陸上競技選手権大会と並び、世界最高峰の大会の1つです。

その他の世界大会

上記の2大会では行われませんが、大会によっては女子十種競技も採用されています。

2004年からは世界記録としても公認されている、れっきとした競技です。

また、2年毎の偶数年に開催されている世界室内陸上競技選手権大会では、男子による七種競技が採用されています。

まとめ

陸上七種競技と十種競技は、陸上の総合的な能力が必要とされる、非常に過酷な競技です。
2日間続けて戦い続ける強靭なメンタルが欠かせず、その勝者にはクイーンとキングの称号が与えられます。

まとめて複数の競技を楽しめ、目まぐるしく変動する得点レースも見どころです。
各種陸上競技の魅力が詰まっているので、ぜひ観戦してその魅力を体感してみましょう。

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