【走り高跳び、走り幅跳び、棒高跳び、三段跳び】陸上の跳躍競技とは?ルールや見どころを解説

陸上の跳躍競技は、投てき競技と同じ<フィールド種目>に分類される、代表的な種目の1つです。

そんな跳躍競技4種目の各ルールについて、皆さんはご存じでしょうか?

この記事では、あまり知られていない各種目のルールや、それぞれの見どころについて解説していきます。

陸上の跳躍競技とは?

跳躍競技は、垂直方向や水平方向への跳躍力を競う競技です。

トラック内側のフィールドで実施されるフィールド種目で、古代オリンピックにルーツを持つ競技もあります。

跳躍前に観客からの手拍子を求めることが多く、跳躍競技ならではの特徴でもあります。
跳躍競技は以下の4種目からなります。

  1. 走り高跳び
  2. 走り幅跳び
  3. 棒高跳び
  4. 三段跳び

跳躍方法やルールがそれぞれ違うので、各種目ごとに見ていきましょう。

走り高跳び(High Jump)について

High jump

走り高跳びは、飛び越えるバーの高さを競う競技です。

紀元前の古代オリンピックから行われていた歴史があります。
以下にルールと見どころを紹介します。

基本ルール

走り高跳びの跳躍は、助走をつけた後、片足で踏み込まなければいけません。

同じ高さのバーに3回まで挑戦でき、成功した場合は次の試技に進めますが、全て失敗した時点で競技終了です。

バーを越えずに向こう側のマットに触れたり、体の一部が出たりすると失格になります。

また、バーを越えた場合でも、体やユニフォームの一部が触れてしまうと跳躍失敗です。
さらに、競技人数に応じて決められた時間内に跳躍しなければいけません。

走り高跳びの見どころ

体の一部でもバーに触れると失敗なので、ギリギリの戦いが繰り広げられ、その緊張感が見どころの1つです。

また、片足踏切で高いバーを飛び越えるため、様々な跳び方があります。

  • 背面跳び
  • 正面跳び
  • ベリーロール

代表的な跳躍方法はこれらの3つですが、今ではほとんどの選手が背面跳びを使用しています。

その中でも、選手による跳び方の癖や特徴あるので、各選手の跳躍の工夫も見どころです。

走り幅跳び(Long Jump)について

Long Jump

走り幅跳びは、助走の後に踏み切り板を利用し、踏切地点からの飛距離を競う競技です。
以下にルールと見どころを紹介します。

基本ルール

走り幅跳びの着地先は、安全性と視認のしやすさから砂場が使用されます。

走り高跳びとは違い、基本的にどのような跳び方をしても結構です。
例えば、背走してもルール違反ではありません。

ただし、助走路の外から走り出すことや、前方宙返りをすることは禁じられています。

また、開始の合図から1分以内に試技を行わなければいけません。
各選手3回の試技を行い、最も良かった記録で順位が決められます。

走り幅跳びの見どころ

純粋な前方への跳躍力が求められるため、視覚的なわかりやすさが見どころです。

また、助走距離も限度は決まっていないため、選手によって走り出しの位置や、助走の付け方が異なります。

自由度の高い競技なので、選手それぞれの跳躍の持ち味が最大限に引き出されます。

棒高跳び(Pole vault)について

Pole vault

棒高跳びは、ポールの反発力を利用してバーを跳び越えます。
ポールを使う分、走り高跳びよりも高く跳躍できるのが特徴です。

基本ルール

競技に使用されるポールは、滑らかな表面であればどのようなサイズ、材質でも構いません。

歴史の流れでポールの材質も変遷し、現在ではガラス繊維や炭素繊維の強化プラスチックが使われています。

跳躍の際にはポールより高く跳んでも問題なく、安全のためヘルメットを着用することも可能です。

競技人数に応じて、跳躍までの時間が定められています。

同じ高さのバーで3回までの試技が行え、全て失敗した場合は競技終了です。
成功した場合は、次の高さのバーに挑戦できます。

棒高跳びの見どころ

各人に合ったポールを自由に使用できるため、道具の力を最大限に生かせます。
ポールを使うからこそ実現できる、非常に高くダイナミックな跳躍が見どころです。

また、ポールが大きくしなるため、空中で静止する瞬間があり、直前まで結果が読めません。
しなりによって生まれる独特の緊張感も、棒高跳びの見どころです。

三段跳び(Triple Jump)について

Triple jump

三段跳びでは、ホップ、ステップ、ジャンプの3つの跳躍で距離を競います。
複数の跳躍を組み合わせている点が特徴です。

基本ルール

3連のジャンプはどの脚で行ってもいいわけではなく、ルールがあります。

ホップの際に踏み切った脚でステップを行い、ジャンプの際は反対の脚を使わなければいけません。
ホップが右足ならステップも右足で行い、ジャンプは左足という具合です。

踏み込みの位置に関わらず、踏切板から砂場の着地点までの距離を計測して競います。
また、踏切板をわずかでも越えてしまうと記録になりません。

三段跳びの見どころ

流れるような3連続の跳躍が、三段跳びの見どころです。
3回跳べるので距離も長く、ダイナミックな跳躍が楽しめます。

また、必ず踏切板からの距離を測るので、踏切位置がかなり重要です。
踏切板ギリギリの攻防における緊張感も三段跳びの魅力です。

跳躍競技のメジャーな世界大会

Olympic games Tokyo2020

陸上の中でも注目競技の1つである跳躍競技には、どのような世界大会があるのでしょうか?
ここでは主要な大会をご紹介します。

世界陸上競技選手権大会

国際陸上競技連盟によって開催される、最高峰の世界大会です。

1983年にヘルシンキで第1回大会が開かれ、現在は奇数年の夏季に行われています。

跳躍競技の大半は第1回大会から採用されており、1993年、1999年にそれぞれ女子の三段跳び、棒高跳びが追加されました。

オリンピックの跳躍競技

跳躍競技は、古代オリンピックでも一部が行われていた伝統があります。

男子4種目全てが、第1回のアテネオリンピックから正式種目として採用されました。

現在は男女4種目ともに採用されています。
世界陸上競技選手権大会と並び、世界最高峰の大会の1つです。

跳躍競技まとめ

陸上の跳躍競技とは、跳躍法も形式も異なる4つの種目で構成されています。
同じ跳躍でも全くルールが違い、他の種目にはない見どころをお互いに持っているのです。

また、各競技のルールを知っておくことで、競技理解も深まりますし、自分にとっての新たな一面を発見するきっかけになります。

跳躍競技の観戦の際には、各々の見どころを押さえつつ、最大限に楽しみたいですね。



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