業務スーパーは何でも安く買えて、コストパフォーマンスがとても高いです。
業務スーパーは、あの緑の看板でお馴染みの激安食料品スーパーで、見かけはプロ向けの卸売ストアですが、一般客もたくさん買いに来ていて、いつでも賑わっています。
私の家の近くにも、会社の近くにも支店があるので、結構頻繁に買い物に行きます。
激安スーパーって聞くと、
- 「どんな物使ってるのか?」
- 「品質は大丈夫なのか?」
と心配になる方も多いと思いますが、この業務スーパーは結構まともな商品を販売しているので、個人的には安全だと思っていますし、そのコストパフォーマンスは非常に高いので、是非おすすめしたいと思います。
ここでは数あるおすすめ商品の中で、「レトルトカレー」と「ハンバーグ」を紹介します。
業務スーパーとは
業務スーパーは株式会社神戸物産が運営しています。
全国に21の自社工場を構え、全国的には800店舗以上あります。
他のスーパーマーケットとの違いは、自社製品(PBブランド)が多いということ。
大手メーカーの同じ商品を安く売るなら、どこでもやっていますし、単なる安売り競争になってしまい、弱い企業は淘汰されていきます。
業務スーパーの自社製品の特徴と激安の秘密
業務用というだけあって、コストコのように大きめの大容量商品が多いのが特徴です。しかも安い。
しかしいくら安くても低品質では大事な食生活に悪影響を及ぼしますが、ここではその心配が要りません。
なぜならば
- 世界約40か国の食品工場と直接取引をし、卸問屋を介さずに直輸入・直売りを徹底している
- 自社工場でオリジナル商品を製造し、直接販売をしている
- 農業や養鶏でも原材料作りから携わり、原料・製造の全工程を自社で行っている
つまり、海外の危ない製品を安く販売している訳でもなく、無理に赤字覚悟で売りさばいている訳でもなく、徹底した原料からの品質管理と海外工場との直接取引による企業努力によって成り立っている「本物の安さ」なのです。
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製造・加工
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流通・販売
クレジットカードも使えるようになった
2018年までは、現金のみでしか購入できませんした。ここが唯一の私にとっての欠点でした。
私はマイルやポイントも研究しており、結構貯めて楽しんでいますので、クレジットカードが使えないのは痛い。
そもそも政府主導でキャッシュレス化を推進している中、チェーン店でクレジットカードが使えないのはおかしいと考えております。
ところがある日お店に行くと、店舗前ののぼりに「クレジットカードが使えます」と書かれていました。
「やったー!」ついにこの日が。
この店舗だけなのか?と思っていましたが、他の支店に行っても使えましたので、おそらく全店統一してクレジットカード決済を導入したと思います。
業務スーパーのレトルトカレー一覧
まずはレトルトカレーですが、レトルトカレーもたくさん種類があるのですが、今回4つを購入してみました。
(全て中辛で統一。今後別のレトルトカレーを買った時は、随時更新します)
- ホテルレストラン用業務用ビーフカレー 78円
- カレー専門店のこだわりカレー 78円
- カレー専門店のインド風カレー 78円
- たっぷりサイズのビーフカレー 78円
しかしどれも1食78円ってどういうことでしょうか?(笑)
他のスーパーでも100円前後のレトルトカレーは目玉商品として棚に並んでいますが、業務スーパーは78円が定番価格です。それ以上の高額商品は置いていません。
近頃はレトルトカレーも商品単価を上げる目的で高級化を狙っています。だからいろいろ付加価値を付けたり、「どこどこの有名店のカレー」とか名乗らせて何とか単価を上げる努力をしています。
箱やパッケージも豪華にして、350円とか500円なんてのもありますよね。
結局はメーカー側の単価アップ作戦に引っかかっただけのように思えます(笑)
100円や200円レベルはほぼ何も変わりませんし、400円払ってもそんなでもない。だったら78円でいいのでは?と思います。
ホテルレストラン用業務用ビーフカレー
まずは業務スーパーオリジナルの【ホテル・レストラン用業務カレー ビーフカレー】です。
ご飯にレトルトをぶっかけて、たまたまあったキャベツのみじん切りを添えてみました。
お味はというと、これが結構美味しい。味に深みがあり、とても78円とは思えません。
大手メーカーが同じ味を発売したら、おそらく280円とか300円くらいになるのではないでしょうか?予想以上の味で満足です。
カレー専門店のこだわりカレー
続いては「カレー専門店のこだわりカレー」を食べてみました。
4種のきのこと赤ワインでの味付けということです。
お味の方ですが、これはごく普通ですね。
別に不味くもなく、これといって美味しいわけでもありません。150-200円前後でよくあるレベルの味です。
ということは、78円でこれが食べれるということは、コストパフォーマンスはとても高いということになりますね。
カレー専門店のインド風カレー
次は「カレー専門店のインド風カレー」です。
インドカレーと思いきや、小さい文字で「風」となっております(笑)この理由は食べて分かりました。
インドカレーというと「ナン」であり「スパイス」ですね。
このインド風カレーはひき肉とガルバンゾとマッシュルームのカレーとなっておりますが、商品名を見ずに食べるとあまりインドカレーとは分からないと思います。どちらかというとトマトカレーのように酸味が強いのが特徴です。結構強めです。
78円ということで一応合格にはなりますが、特にリピートするまでの味ではありません。
上にも紹介したカレー専門店シリーズは「ハチ食品」の製品ですので、業務スーパーのオリジナルという訳ではありません。
たっぷりサイズのビーフカレー
これは名前の通り、250gの大容量タイプです。
味は結構美味しいです。カレーソースに旨味が閉じ込められており、しっかりとした味付けに仕上がっています。
これは業務スーパーのオリジナル製品ですね。やはりハチ食品の2点よりも旨味があります。
レトルトカレーのおすすめは?
4つを食べ比べして見て、リピートしたいと思ったのは2点です。
両方ともに業務用スーパーのオリジナル・カレーになりました。
- ホテル・レストラン用業務カレー ビーフカレー
- たっぷりサイズのビーフカレー
おすすめ冷凍食品ハンバーグ
業務スーパーにはハッキリ言ってオススメ商品がたくさんあります。
一記事で全ての紹介は難しいですし、長くなって読みづらくなりますので、シリーズ化して紹介していきたいと思います。
チーズ入りトマトソースハンバーグ
本日のおすすめは、冷凍食品のチーズ入りトマトソースハンバーグです。大きさは1個155gです。
1パックずつの販売になっています。チーズが乗っており、とても美味しそうなので買ってみました。
お値段はなんと!95円(税抜き)
なんとまあ、良心的な価格なのか。しかもソースも付いておりお湯で沸騰させるだけのお手軽さ。
チーズ入りトマトソースハンバーグのお味は
沸騰したお湯に入れて約15分~20分。アツアツのハンバーグが出来ました。
チーズがとろけて見た目も美味しそうです。普通に定食屋や洋食屋さんで出てきそうな雰囲気です。
早速食べてみました。
「おいしい」
「これはうまい」これが95円か。
どうみても95円の味ではありません。デパートの駅地下でパッケージを高級にして販売したら、400円で売ってもクレームが来ない味です。
とにかくソースも美味しいのでご飯が進みます。また買いだめして食べようと思います。
マッシュルーム入りデミグラスソース・ハンバーグ
また別の日にマッシュルーム入りのデミソースハンバーグを食べてみました。
価格は同じで95円です。安すぎます。
これも電子レンジではなく、沸騰したお湯にパッケージごと入れて約20分。
これも美味しそうにできました。
味はこれでも十分に美味しいのですが、前回のチーズハンバーグのインパクトが強すぎて、僅かに霞んでしまいます。
ということで、たまにアクセントとして買うかもしれませんが、やはりチーズ入りトマトソースース・ハンバーグですね。とにかくソースが絶品です。(もちろん95円に対しての価値基準ですが)
和風おろしソースハンバーグ
和風おろしソースハンバーグも食べてみました。同じく95円です。安すぎますね。
お湯を沸騰させてアツアツにします。
さてさてお味はどんなものか?
これも美味しいです。絶対95円では買えない味です(笑)
ただハンバーグとしてはサッパリ系ですので、お腹が空いている時には物足りないかもしれませんね。
味のランクとしては、やはりチーズ入りトマトソースには勝てず、マッシュルーム入りデミソースと同じくらいですかね。
業務スーパーのオリジナル【大盛り牛丼】を食べてみた
何でも激安で大容量が人気の業務スーパーで、面白い商品を見つけたので買ってみました。
それが大盛り牛丼(3食入り)です。
この商品は、業務スーパーを運営する神戸物産のオリジナル商品になります。(いわゆるPB:プライベートブランド)
大盛牛丼の容量とお値段
大盛牛丼は3食入りで一つの包装が180gとなっています。
価格は598円ですから、1食あたり199円+αということになりますね。
牛丼を食べるにあたっては、ご飯も必要ですので、こちらも3食入りのインスタントの白米(ごはんエコパック)も買ってみました。
ご飯は1食あたり200gで、価格は3食分で183円です。
よって1食あたりのごはんエコパックは61円ということになります。
合計すると牛丼プラスご飯で、1食あたり260円。もちろん外税ですので、消費税込みで280円というお値段になります。
大盛牛丼の内容
こちらの商品は冷凍食品です。
原材料名と見てみますと
- 牛肉
- たまねぎ
- しょうゆ
- 砂糖
- みりん
- 清酒
- おろししょうが(原材料の一部に小麦含む)
となっております。
一般的には日本の加工食品には、海外ではほぼ使われない調味料(アミノ酸等)がたっぷりと使用されています。
海外、特にアメリカではグルタミン酸ナトリウムやたん白加水分解物等の、依存癖のある添加物は排除される方向にあり、本来なら日本もその流れに追従してほしいところです。
しかしモラルがイマイチ低い日本では、いまだにスーパーやコンビニ、飲食店では味付けのために味の素をガンガン使っているのが現状です。
しかしこの業務スーパーの牛丼には、調味料(アミノ酸等)の文字がありません。いわゆる無添加、無化調の商品ということが言えます。変なもの、化学調味料を入れない商品づくりですので、偉いです。
(しかし、他のオリジナル商品には、結構化学調味料が入っていますので、この辺を今後徹底して欲しいと思います)
大盛り牛丼のお味と評価は
作り方は、私はお湯で温めます。なるべく電磁波を避けるために、電子レンジは控えています。
ご飯エコパックと一緒に、ゆっくりと20分くらい沸騰したお湯で温めて、食べてみました。
まず特徴としては、汁が多い。多すぎるほどです。ものすごい、鬼のつゆだく(笑)です。
お肉は正直硬めですね。これが残念です。ここまで硬いと噛みちぎるのも容易ではありませんね。普段は松屋のプレミアム牛めしを食べてますので、どうしても松屋との比較になります。
味の方も正直普通でした。
「これではリピートはないかな」というのが感想です。
牛丼のコスパもそれほど高くない
松屋のプレミアム牛めしは、化学調味料・保存料・合成着色料等が入っていない、完全無添加です。お値段は380円。
お肉も柔らかく、味は抜群にうまい。加えて美味しいお味噌汁も付いてきます。
これに対して業務スーパーのオリジナル牛丼は、硬い牛肉と普通の味で280円です。お味噌汁もありません。
松屋は調理されたものが出てくるのに対し、業務スーパーは自分で作らなくてはいけません。
これを考えると、圧倒的に松屋で食べた方がよく、わざわざ大して美味しくない牛丼を自宅で食べる理由がありません。これが200円を切る値段で初めて、松屋との比較対象になると言ってもよいでしょう。
よって、残念ながら業務スーパーの大盛牛丼はリピートはなしです。
ただし、業務スーパーは、頻繁に味の改良を行っていますので、次のバージョンでの巻き返し期待したいと思います。