フランスのニースに行くには、南仏にあるコートダジュール国際空港からアクセスすることになります。
ニース最寄りのコートダジュール国際空港へは、日本国内からの直行便はありませんので、ドーハやドバイやパリ、ロンドンといった場所を経由して行くことになります。
コートダジュール国際空港からニースの中心街へは、距離的に約6キロほど。ブログを執筆している現時点では、トラムかタクシーの二択でのアクセスとなりますが、安くて簡単でおすすめできるのはトラムになります。
ニース市内へはトラム2号線で
フランス南東部に位置するコートダジュール地方は、温暖な気候でセレブに人気の高級リゾート地です。
その中でもニースは「リヴィエラの女王」とも呼ばれている代表的な都市で、フランスの中でもパリに次ぐ、第2位の観光都市となっています。
私は仕事の関係で2019年9月19日に日本を発ち、現地で4泊しましたので、9月の気候(天気・気温等)も含め取材した内容をシェアしたいと思います。
コートダジュール国際空港から市内へのアクセス
2019年7月までは、空港エクスプレスバス98番・99番でニース市内に入るのが定番でした。
しかし現在ではトラム2号線が開通したため、上記バスは廃止になりました。
トラム2号線の開通により、より便利にニース市内へ入れるようになりました
ニース最寄りの国際空港は、コートダジュール国際空港になります。意外と小さな空港で、日本の地方都市レベルの規模です。
搭乗口から手荷物受取場までも近く、そこを抜けるとすぐに外に出てしまう距離です。
空港エクスプレスバス98番・99番はなくなりましたが、実は空港を出て、すぐ目の前がトラム2号線のホームとなっていますので、迷うことなくニース市内へアクセスすることができるようになりました。
ちなみにニース市内の中心部で降りる場合は、「ジャン・メドゥサン通り駅」で下車することになります。
▲写真の右側が空港からの出口になっており、出口を出るとすぐに写真のようなトラムの駅が見えるので、間違うことはないかと思います。
ちなみにこれはターミナル1の写真です。
ターミナル1と2はトラム2号線で繋がっており、どちらのターミナルからでもトラム2号線に乗ることができます。
またターミナル間は無料でトラム移動ができるということです。
- ターミナル1
ルフトハンザドイツ航空、スカンジナビア航空、オーストリア航空、スイスインターナショナルエアラインズ、ターキッシュエアラインズ、カタール航空、ブリティッシュエア、ライアンエアー、ブエリング航空 - ターミナル2
エールフランス、KLMオランダ航空、アリタリア-イタリア航空、アエロフロート、フィンランド航空、デルタ航空、エミレーツ航空、イージージェット
ニースに行くのにおすすめの航空会社は
ターミナルの話が出たついでに、ニースへの航空会社選びについて少し書いてみます。
ニースには日本からの直行便がありません。
よって最短でも1回のトランジット(乗り継ぎ)を行う必要があります。
同じフランスからだという理由で、日本からパリを経由してエールフランスを使う方が多いのですが、個人的にはあまりおすすめはしていません。
それは、フランスでは頻繁にストライキが行われ、エールフランスも欠航することが多いからです。
私のおすすめは
- カタール航空
- エミレーツ航空
の二択になります。
両方ともオイルマネーで潤っている、サービス抜群でゴージャスな航空会社で、世界的な評価も高いので安心です。
特にカタール航空はスカイトラックス社による格付けランキングで、「エアライン・オブ・ザ・イヤー」を受賞している世界ナンバー1の航空会社です。
話は戻ります。
空港を出ると、まず見えるのがトラムの駅、そしてその奥に有名な【I Love Nice】のモニュメントがあります。結構多くの人達がここで記念撮影をしていました。いかにも「ニースに来ました!」と言えるスポットですね!
トラムのチケットの買い方
ニース市内のトラムの料金は1.5ユーロで、74分以内なら乗り換えも可能です。またトラムとバスのチケットが共通のため、トラムからバスへの乗り換えもできます。
トラムに乗ったら、打刻を忘れずに
トラムに乗ると、下記のような打刻機がありますので、必ずチケットを通し、打刻してください。
全員を検査することはありませんが、万が一打刻をしないで抜き打ち検査に引っかかると高額な罰金を取られることになりますので、ご注意下さい。
パスを持っている人は、下側のオレンジの部分にパスをタッチすることになります。旅行者はまずチケットの挿入になるかと思います。