五十肩や四十肩、または筋トレのやりすぎによって肩の筋肉や靭帯を痛めてしまった時、炎症を抑えたり痛みを和らげるために、湿布を貼ったり塗り薬を塗る事があるかと思います。
整形外科や接骨院等の医療機関で診てもらう場合は、何も気にすることなく処方された湿布や塗り薬を使うだけかと思いますが、自分で治す場合にはドラッグストア等でどの薬品を購入すればいいのでしょうか?
本日は私が実際に買って使ってみて、本当に効果があった商品を紹介したいと思います。
ジクロフェナクナトリウムの効能
ジクロフェナクナトリウムという有効成分があります。これは抗炎症・鎮痛作用がある非ステロイド性抗炎症薬です。
同様の効果が期待出来る成分には「フェルビナク」「インドメタシン」もありますが、最新の有効成分としては「ジクロフェナクNa」が有名のようです。実際に価格が一番高いのも、ジクロフェナクナトリウムです。
商品で言えば、ジクロフェナクを使用しているのが「フェイタスZ」や「ボルタレンl、フェルビナクを使用しているのが「フェイタス」や「パテックス」、インドメタシンを使用しているのが「バンテリン」や「サロンパスEX」ですね。
さらに一世代以上前の成分がサリチル酸メチルで、「サロンパス」や「サロメチール」に使われています。
古い商品ほど値段も安く、しかしその分どうしても効果は弱い気がします。
ほとんど何も効かなかった肩痛にようやく灯が
私の場合、激しい筋トレによって肩を痛めました。
その後硬式テニスで思いっきり悪化させました。靭帯損傷と肉離れです。
こうなったらまずはトレーニングを止めるか軽めにして、靭帯を回復させなければなりません。その後固まった肩を伸ばしていくリハビリに入りますが、私の場合はどうしても痛みが取れませんでした。
そこで家に眠っていた様々なメーカーの塗り薬や湿布を試しましたが、バンテリンもサロンパスもちょっとの回復はしましたが、大した効能は確認出来ませんでした。
その後は全く薬品を使用しなかったのですが、大事なマスターズ陸上の大会を目前にして「やっはり何かを使おう」と思いドラッグストアに行った時に見つけたのが、ジクロフェナクナトリウム含有製品でした。
最初は「何で似たような製品なのに、こんなに価格が違うんだろう」と思っていましたが、よく見ると有効成分が違うんですよね。
サリチル酸メチルは大正から昭和時代の製品で、他が昭和から平成に次々に出てきた製品、そして最新がジクロフェナクNaと言うことです。
この説明で納得がいき、ジクロフェナクNa含有製品を二つ買ってみることにしました。
効果が確認出来たジクロフェナク製品二品
私は湿布(テープ)と塗り薬(液体)を購入しました。
特に痛い部位に湿布を貼り、他の広範囲に塗り薬で補強する作戦です。
お風呂上がりに両方を使用して寝たのですが、翌日には明らかな効果を確認出来ました。他の成分では全くあり得ないレベルの急回復です。
「これなら行ける」と。
やはり「安ければいい」というものではありません。効果が第一ですね。
もちろんまだ完治ではないですし、人によって、または症状によっても違いはあると思いますので断言はできませんが、私にはかなり有効でしたので、参考にしてみて下さい。
湿布薬(テープ)はボルタレンEXテープ
この製品の特徴は、1日1回の貼り替えで効果が期待出来るところにあります。他の成分だと二回の貼り替えが必要なので、安くても二倍の枚数が必要になるため、箱単価が安くても結果高くつきます。
さらに成分の効果も劣るため、他の成分の製品を使う理由は見つかりません。
塗り薬はアンメルツNEO
この製品の特徴は、ズバリ、ロングボトルです。
肩の痛みは、結局肩甲骨から来てる場合も多く、肩甲骨周辺を1人で塗れるかどうかはかなり重要です。
このロングボトルは肩甲骨まで余裕で届きますので、大変使いやすいです。
- ジクロフェナクが患部に浸透、痛みを鎮める
- 3種の血行促進成分がジンジンという温かな実感とともに、滞った患部の血流を改善
- l-メントール5%配合、爽快な使い心地
- ロングボトル 90mLは、背中まで届く!