ダブルスが人気?バドミントンの基本ルールとゲームの流れについて

badminton スポーツ

公園に行って子供も大人も楽しめる遊びと言えばバドミントンですね。

ルールを関係なく遊んでも楽しめますが、バドミントンはオリンピック種目にも選ばれるほど注目を集めるスポーツとなっています。

ネットを挟んで1対1、もしくはペアでシャトルを打ち合うバドミントンは観戦するのも楽しい競技です。

バドミントンはシングルもダブルスも人気で、そのルールやゲームの流れを知ればもっと楽しむことができます。

イギリスの伝統的な羽根突き遊びが起源

バドミントンは元々イギリスのバトルドーアンドシャトルコックという羽根突き遊びが起源になっており、当時は公爵など貴族の遊びが発展したものです。

もっと楽しめるようにとルール改正が行われ、今のバドミントン競技になりました。
男子と女子は基本分かれて行いますが、中にはミックスダブルスもあります。

バドミントンの基本的なルールについて

バドミントンを観戦するなら基本的なルールについて押さえておきましょう。

用具や種目

バドミントンの用具は以下になります。

★ラケット
★シャトル
★ウエア
★シューズ

種目は男子と女子が戦うことはなく、シングルもダブルスも男子は男子同士と女子は女子同士の戦いになります。

★男子シングルス
★女子シングルス
★男子ダブルス
★女子ダブルス
★混合ダブルス

混合ダブルスでは男子と女子のペア同士が競い合います。

ルール説明

バドミントンは21点先取を3ゲーム行うのが公式ルールです。

ただし20対20になった場合は先に2点先取を行った方が勝つか、30点先取した方が勝ちます。

バドミントンの公式ルールではラリーポイント制を採用しているので、攻撃が決まると自分の得点に、ミスをすると相手の得点になるシンプルな制度に変わりました。

シングルもダブルスもラリーに勝った方が次のサーブ権を獲得します。

エンドの交替

プレーヤーは以下の場合になったらエンドを交替します。

★1ゲームが終わった時
★2ゲームが終わった時
★3ゲーム中にどちらかが11点を先取した時

反則について

バドミントンでは罰則や禁止行為についても定められています。

★サーブを打つ瞬間はウエストより下の位置から
★サーブの際ラケットヘッド及びシャフトは下向きでなければならない
★打点の位置がネットを超えてはならない
★シャトルは体に触れてはいけない

反則になると相手側の得点になります。
また細かい部分でのルールも決まっています。

★休憩はどちらかのスコアが11点に達した時1分間認める
★第2ゲーム前、第3ゲーム前は2分間のインターバルを認める
★シャトルがラリー中でない時はアドバイスを聞ける

ラリー中でなければコーチなどのアドバイスは聞けるものの、試合の中断やインターバルは自分の判断ではできず、審判に権限があります。

バドミントンのメジャーな大会

バドミントンのルール

バドミントンは日本だけでなく各国で様々な大会が行われています。

  1. 世界選手権
  2. トマス杯
  3. ユーバー杯
  4. スディルマンカップ

主にメジャー大会と呼ばれる大会です。
他にもグレード2やグレード3の大会もあります。

  • BWFワールドツアー
  • インターナショナルチャレンジ
  • インターナショナル
  • フューチャーシリーズ

全英オープンやジャパンオープンなど様々なワールドツアーも盛んにおこなわれています。

見どころは駆け引きやシャトルのスピード

公式に使うバドミントンのシャトルの羽はガチョウの羽で出来ています。

シャトルはプロ級の選手がサーブを行うと400kmを超えるスピードが出ると言われています。

ただし相手選手にそのままのスピードで届くのではなく、届くころには100kmと他のスポーツでは見ることのできない緩急差が最大の特徴です。

まとめ

バドミントンはラリーを見るのが楽しいという人も多いですが、ラリーはシングルよりもダブルスの方が応酬が多く白熱した試合が人気です。

シングルは相手を動かしてスペースをいかに作るかという部分が見どころです。

また男女混合のミックスも他にはない組合せの種目で、身体能力差のある男女がどうやってチームをひとつにまとめ上げるのかが見るポイントとなるでしょう。

日本ではオグシオやイケシオといったペアが活躍したことで、ダブルス人気が高まっています。

バドミントンは男女共に人気選手がいる競技で、強い選手を観戦したいのであれば世界各国で行われられるワールドツアーがおすすめです。

また特に女子ダブルスは世界ランク1位から3位を独占するほど強いと言われており、勝つ試合を見たいなら女子ダブルスを追いましょう。

最近の日本ではミックスダブルスの強化も行っており、国際大会で優勝する男女ペアもいて益々バドミントン競技に目が離せない状況になっています。

どんな大会でも優勝争いが期待できる競技のひとつではないでしょうか。

またバドミントンは用具さえあればどこでもできる私達にとって身近なスポーツです。
お子さんや大人の趣味として始めるのもおすすめのスポーツと言えるでしょう。

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