不感症とセックスが苦痛【対策】

Insensitivity treatment 男女の体の悩み

「パートナーとのセックスが苦痛でたまらない、全然気持ち良くない、私は不感症なのかも」と悩んでいる女性は意外と多くいます。

しかしセックスは本来楽しくて気持ちよく、女としての幸せを実感できるものです。
それでは不感症を改善し、セックスを楽しめるようにするには、どのようにしたらよろしいのでしょうか?

ここでは不感症になる原因と改善方法を書いていきたいと思います。

性的興奮障害の原因と対策

不感症の人には以下のような症状があるようです。

  • セックスが気持ちよくない
  • 濡れない
  • 性的欲求が少ない

このような症状を「性的興奮障害」と呼んでいます。

性的興奮障害とは身体と心がアンバランスになり、性的な刺激に対して身体が反応しなかったり、性的な高揚感を心で感じることができないという問題です。

女性は心で幸福感を感じて、性的興奮を覚える場合が多いのですが、心に何らかの問題がある場合、性的に興奮できなくなってしまいます。

心理的な要因で性的興奮がおきない事も

性的な刺激や愛撫を受けても濡れないなど、身体が反応しない場合もあります。

性的興奮障害の主な原因として精神的な問題が挙げられます。

ストレスの多い生活を送っていたりすると性的な興奮を覚えにくくなってきますし、セックスに対する何らかの不安があっても、性的興奮を覚えにくくなります。

また妊娠が心配で常に緊張があると、男性を受け入れる態勢が整いません。
さらには性に対する嫌悪感(過去の経験によるトラウマ)が原因かもしれません。

中には、自分の身体に自信がなかったり、コンプレックスがあったり、嫌われたくないといったプレッシャーから、セックスに没頭できないことが原因の場合もあります。

いずれにしても体と心は密接な関係にありますので、心がリラックスできてきることが、まずは大切です。

冷えや生理不順との関係

また、身体の原因として冷えや生理不順なども性的興奮障害の原因となる場合もあります。

性的興奮障害の対策として、まず何が原因で性的に興奮ができないのか突き止めることが大切です。
やはり健康な体があってはじめて、性欲も出てきますので、体の健康を考えることもとても大切です。

パートナーの理解を得ることも重要

もしあなたがセックスが好きではなく、不感症の傾向があった場合、正直にそれをパートナーに言ってしまうのもいいでしょう。

話すことによって、気分も楽になり、また相手もより優しく接してくれるようになり、改善されていくこともあります。

ムード作りを手伝ってもらったり、最初は潤滑ゼリーを使ってみてもいいでしょう。
日頃からスキンシップを多めに取ることも、性的興奮障害を改善するのに有効です。

要は安心感が自律神経を整え、セックスに関する機能もアップすることに繋がります。

不感症が身体の問題であるタイプの対策

女性のための不感症対策

不感症が身体の問題であるタイプの場合は次の症状が見受けられます。

  • セックスで快感を得られない
  • セックスでオーガズムに達することができない

このような症状が見られる場合には2つのケースが考えられます。

知っておきたい2つのタイプ

まずは「オナニーではオーガズムに達することができるのに、セックスではオーガズムに達することができない」というタイプです。

オナニーでしかオーガズムを得られないとか、相手によってオーガズムが得られないなどという場合は、【状況性のオーガズム障害】と言えます。
この場合はパートナーとよく話し合ってみてもいいかもしれません。

自分がどういう状況なら快感を得られることができるのか、どこをどうすればもっと気持ちよくなれるのかを伝えてしまいましょう。

また単に相手のテクニック不足が原因となることも多いです。

男性はAVの見過ぎで、セックスそのものを誤解しているケースもありますし、AV仕込みの自分本位のセックスが当たり前と思っていることもありますので、逆にこちらから男性のセックスを教育するのも良い方法です。

  • 女性というのはどういうものなのか?
  • どういう時、どんな方法で快感を得られるのか?
  • 自分が気持ちよくなる方へ、男性を誘導してみましょう。

また、単にパートナーが早漏の場合も女性がイケずに終わってしまう事も多いです。

女性はゆっくりと性的興奮が高まり、体も感じていきますが、男性は逆に一気にクライマックスに突っ走る傾向があります。
特に早漏の場合、女性をイカせる余裕はありません。

この場合は、男性側に早漏防止対策をしてもらうのがいいでしょう。
誰でも場数を踏んだり、早漏防止薬を飲むことにより、持続時間を伸ばすことが可能になります。

早漏が治れば、じっくりと女性を感じさせるセックスが出来るようになります。

原発性オーガズム障害とは?

また、オナニーやセックスのどちらでも快感を得たことがない場合を原発性オーガズム障害と言います。
原発性オーガズム障害は性感帯が未発達の場合に多く見受けられます。
この場合は不感症とは言えません。

特に若い女性の場合、性感帯が未発達なことが多いです。
セックスに慣れたり、性感帯が発達してくることによって、快感を得ることができるようになってきます。

オナニーをすることによって、自分で性感帯を発達させることもできますし、自分がどこが気持ちがいいのか理解できるようにもなります。

性欲が減退しているタイプの対策

性欲が減退しているタイプには次のような原因が挙げられます。

  • セックスへの関心の低下
  • パートナーとのセックスレス

セックスへの関心が低下しているというのは、セックスを予感させる状況で性欲が沸かないことなど場合を指します。
女性の場合は精神的なものが原因の場合が多く見受けられます。

悩み事で頭がいっぱいであったり、子供がいるから家ではセックスに集中できないという理由であったり、パートナーを異性とは見られなくなったという原因などの様々な要因から、性欲が減退する傾向があります。

精神的に疲れていると、女性は性欲を感じない場合が多いのです。

また性的なものに嫌悪感があったり、幼少時のトラウマが原因の場合もあります。女性の性欲減退は身体には問題がない場合がほとんどのようです。

なお、パートナーとのセックスレスも性欲減退につながります。
パートナーとのセックスがなくなったりすると、女性の場合はぱったりとセックスへの興味がなくなってしまうこともあるようです。

さらには抗うつ剤の副作用で性欲が減退する場合もあります。

不感症対策のまとめ

成熟した女性でありながら不感症がある場合、ほとんどの場合は精神的な原因によるものです。

  • 過去の性的な嫌な経験
  • 体のコンプレックスや自信のなさ
  • 妊娠に対する心配や警戒
  • 相手に嫌われたくないというプレッシャー

不感症を治すには、やはり体が十分に健康であると同時に、常に心がリラックスしてくつろいでいることが大切です。

過去の嫌な経験は忘れましょう。現在あなたが愛している人は、同じようなことをする人ではないはずです。過去は過去、今の相手はもっと素晴らしいはずです。

スタイルや体のどこかにコンプレックスがあるならば、シェイプアップしたり、ヨガやエクササイズをして、ナイスバディを目指しましょう。自信は自分で作るものです。

妊娠が心配なら、避妊をしっかりと行い、危険な日にはセックスをしなければいいのです。基礎体温を測り、準備しましょう。

不感症は心の問題なので、しっかりと対策をすることにより、安心感を得られ、やがて治っていくものと心得ましょう。
またエッチな動画を見ることで、視覚と聴覚を刺激し、セックスに対する興味を上げていくのも良い方法です。

さらに荒業としては、経験豊富な男性とエッチをして、体を開発してもらうのもいいでしょう。ベテランの男性は心にも余裕があるために、女性の扱いが上手なのが特徴です。

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